わたぽんの気持ち箱

紡がれる言葉たち

2024-01-01から1ヶ月間の記事一覧

「客観性」論文_[6]と[11]

マックス・ウェーバー(訳: 富永祐治・立野保男)『社会科学と社会政策にかかわる認識の『客観性』』(岩波文庫、1998年) 友人*1との読書会を通じて、先日記事を書いた*2[6]と[11]についての思考が進んだため、補足として記しておく。 [6] [6]の主張の一つ…

「客観性」論文_[10]-[11]

マックス・ウェーバー(訳: 富永祐治・立野保男)『社会科学と社会政策にかかわる認識の『客観性』』(岩波文庫、1998年) [10]省略。 [11]長いため引用はしない。 p.44「というのも、つぎのことは、あくまでも真であるからである。」の前後の論述がどのよう…

「客観性」論文_[1]-[9]

マックス・ウェーバー(訳: 富永祐治・立野保男)『社会科学と社会政策にかかわる認識の『客観性』』(岩波文庫、1998年) なお、本書で傍点による強調がされている箇所について、強調の引用までは本稿では行わない。それとは関係なしに、私が必要と思った箇…